N-VANが納車されたので早速車中泊しに行ったら大変な目に遭った話

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N-VANが納車された時、我が家には元々嫁が乗っていたN-BOXがあったので、同じような車が2台並ぶことになりました。この頃はN-VANの認知度も低くN-BOXと勘違いしている人がほとんどだったので、近所の人は『どんだけN-BOXが好きなんだよ』と思っていた事でしょう。ちなみにN-BOXとN-VANは鍵が全く同じ形をしているので、キーホルダーなどを付けておかないとすぐにどっちの鍵なのかわからなくなります

 


運転席以外を倒した状態は想像通りの広さで、待望の車中泊も見えてきた感がある。助手席側のセンターピラーレス化で非常に広い開口部を確保しているのも良い。長物を積んだ場合などに側面から積み下ろしする場合にかなり助かっています

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納車後にまずやった事はスタッドレスタイヤへの交換です。既に2月目前だったので迷ったのですが、早く雪道走行してみたかったというのもあって交換する事にしました。タイヤはAamazonで買いましたが、N-VANは12インチの軽貨物車用のタイヤになるので選択肢はそれ程多くありません。近所のガソリンスタンドで交換してもらい、機会さえあれば初車中泊に挑む準備が整いました

 


それからしばらくして関東へ大寒波が到来というニュースが流れました。「遂に来た」そう思った私は初車中泊の地に長野の白馬を選びました。前から初車中泊は過酷な環境でやろうと決めていたからです。寒さと大雪で白馬はかなり過酷な状況になっている事でしょう。そして出発の日、珍しく熊谷でも雪が振りました

 


白馬へは通常2時間くらいで着きますが、この時は大雪のため途中坂道で事故渋滞などがあり3時間以上かかりました。目的地へ近づくにつれて雪はどんどん深くなり、少し不安な気持ちが湧いてきます。もう少し家に近い場所でも良かったのでは?そんな軽い後悔がわいてきます

 


そうこうしているうちに21時頃には目的地である『道の駅 白馬』に到着する事が出来ました

 


道の駅の中に入ると営業時間外にも関わらずかなりの数の車が停まっていました。白馬はスキーが盛んな地域ですので、季節柄前泊のスキーヤーが結構いるかもしれないとは思っていましたが想像以上の数に少しホッとしました。これだけ車がいれば何かあってもなんとかなるだろうという謎の安堵感がありました

 


雪は想像以上に積もっていました。この時間でこの積雪量だと朝はかなり積もるかもしれない。私のN-VANは4WDではありますが、特に車高が高いわけではないので車体が雪で埋まってしまうと動けなくなる可能性があります

 


食事は事前に済ませてあったので早速寝る準備に入ります。私は助手席フロント側に足を向けて寝る体勢で、体を置く部分以外はすべて荷物で埋め尽くされています。これは車中泊初心者の誤算その1でした。荷物が余裕で積めても、人が活動したり寝たりするには想像以上に多くのスペースを必要とします

 

 


それでもなんとか空きスペースに体を押し込んで寝ようとしました。私は元々多少環境の悪いところでも寝られる質なので、雪道を長い時間運転してきた疲れもあり比較的すんなり眠りに入れました。毛布と厚めの布団をかけると寒さも全く気になりませんでした


2つ目の誤算に気づいたのは真夜中に寒さで目を覚ました時でした。それは家で寝ている時に感じるような寒さではなく、刺さるような冷たさから来る寒さでした。そしてそれは上では無く下から来るものでした。寝始めた時には長距離運転で温まっていた車体が、そこから数時間かけて外気と同じ温度まで冷やされたのです。車は鉄の塊です。そこまで冷えた鉄の塊から発せられる冷たさはキャンプ用の断熱シート1枚で到底防げるようなものでありませんでした


しばらく毛布を下に引いてみたり、布団に包まったりと色々試してみましたが、この寒さを防ぐ事は現在の装備では不可能であると判断し、夜中の2時に帰路につきました

 

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